この世は幻想?

 今日はスピリチュアル等で言われいている幻想について私の感じる事。


 私は元々ファンタジーや精神世界に興味があったから、この世は幻想という話もある程度受け入れられた。


 それに生きづらさを抱えていたからこの世界が幻想で自分自身が投影していて、自分次第で世界を変える事が出来る。苦しみからぬけられるならこんないい話はないと思った。


 この世界は自分が信じたものが映し出される。つまり思い込みが作り出しているらしい。


 だから自分にとって都合のいい思い込みをすれば自分の思い通りの世界が作られる。


 私は自分にとって都合の良い思い込みをするようになって、少しずつ自分が信じたい世界を現実に投影出来るようになってきた。


 それでもやっぱり苦しい事はあるし、幻想に呑み込まれてしまって死んでしまいたくなる事もある。


 だけどやっぱり現実は幻想なのだろう。悩みや苦しみは頭の中にあって、それはバーチャルリアリティVRを観ているようなもの。


 その夢から覚めさせてくれるのが身体。五感を使って、自然に触れたり、運動をする時、湯船に浸かるとき、食事をするとき、音楽を聞くとき、五感を通して「感じる」とき私達は苦しみから解放された本当の自分でただそこに在るとき。

 

 私はここにいる、ここにいるとまるで私がいない事を恐れているエゴと呼ばれる仮の自分、(厳密にはエゴを含む) 絶対的な潜在意識の自分に出会う。


 その穏やかな至福の中にいるような自分。

表現を変えれば、一見空っぽな自分。それは絶対的に在るという事を信頼した自分。無い、空っぽを恐れていない自分。

それは絶対的に在ると知っている、広大な宇宙そのものである自分。

 

 それを思い出した時、私達は無限の力を持っている事を思い出す。

 全てを持っている私、全てである私。

 苦しみさえ、遊び道具だと思える。


 宇宙は毎瞬広がり続けている。

無限でどこまでも広大で莫大な力を持つわたしという存在。


 それなのに、いつも何かが足りない足りない、幸せになりたいと望むちっぽけな私が今日もいる。 


この世界はおもしろい。